リーダーにありがちな『自分でやった方が早い』症候群
この症候群は、結構、大変な難病かもしれませんね、
自分も過去に感染した事があります(^_^.)
リーダーになり立ての頃は、自分がプレイヤーだった時の自分の価値観や基準(モノサシ)と比較して、部下の仕事ぶりがその基準に達していないとイライラしたり、怒ったり、仕事を取り上げてしまって自分でやってしまったりという事をしていました。
この後ご紹介する本にも同様の事が書かれていますが、優秀なプレイヤーが、何の努力もせず優秀なリーダーになれるかというと必ずしもそうではないと自分でも思います。(決して自分が優秀なプレイヤーだったといっている訳ではないので、誤解の無いようにお願いしますm(__)m)
良くスポーツの世界でもあるじゃないですか、『名選手、名監督にあらず』という事例が・・・誰とはいいませんが・・・。
そもそも、名プレイヤーであるか、そうではないかという以前に、自分はリーダーには向かないと思っている(思い込んでいる)方も中にはいると思います。自分もリーダーシップというのは資質と考えていた部分もあったのですが、この本の著者の言葉を借りて表現するとすれば、『リーダーシップは誰にでも身に付けられる』だそうです。カリスマ性も、雄弁である必要も無いとの事です。
確かに、この著者の紹介する実践的ないくつかの方法論の中の1つを、雄弁というよりは、どちらかというと聞き役な職員が実践してくれているのですが(本人はこの本の事を知らないので、無意識だと思います)、そのスタッフの所属するチームの生産性は非常に上がっています。(ちなみにそのスタッフは現時点では管理職ではありません。)
また、この本を読み進めていくと、『自分でやった方が早い』症候群の次に出る症状の紹介も出てきます。ちなみにその症状とは、仕事を丸投げするという症状だそうです。
この仕事を丸投げするという症状についての説明、自分には耳が痛かったです。部下に仕事を任せるのと部下に仕事を丸投げするのでは意味合いが全然違いますよね。実際、どう部下に仕事を任せていくかの方法論も載っているので、非常に参考になりました。
また、自分の経験論で指導する場合の危険性に対しても、次のように著者は言っています。
『自分もそうやって丸投げされて育った。とくに無茶苦茶な状況をなんとか乗り切ったときに成長した』という反論をする人がいるが、この反論には、今生き残っている人はとくに優れたごく一部の人か、あるいは処世術に長けた人であり、他の多くの人が不必要に脱落したという視点が欠けている、つまり丸投げして部下を育成するというのは時代錯誤なのですと。
これは、セラピストの臨床実習における指導にも通ずるものがあるのかなと、今、この文章を書きながら思ってきました。実習生との向き合い方も、(時代錯誤の指導をして、不必要な脱落者を出さない為にも)もう一度考えてみようと思います。
ちなみに自分は優れてもいないですし、処世術に長けてもいず、強いて挙げれば、『必要な時や困った時に、ベストのタイミングで、アドバイス等で助けてくれる方や一緒に働いてくれる仲間と出会える運』を持っている事ですかね(^_^.)
この本からもらえた色々な気づきをもとに、まず自分自身がスタッフの手本となれるような良きリーダーとなれるよう努力していきたいと思います。
医療・福祉人材の最大活用のための養成課程の見直し
こんな資料がありました。
医療・福祉資格の統一に向けた国の動きの一歩でしょうか?
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2016/0511/shiryo_06.pdf
求人案内(PT・OT・ST・ケアマネ募集)
株式会社和一・うちリハグループでは、利用者様・ケアマネージャー様のニーズに更に応えられる環境作りを推進する為に、訪問・通所部門で働いていただくセラピストの募集を行います。
募集職種
給与等の条件は要相談(現職の賃金考慮します)
時給2000円(交通費込み)
※月1回程度の勤務でも可能!!
1日4時間程度の勤務でも可能!!
上記条件で勤務可能な方がいらっしゃれば、知人・友人含めてご紹介下さい。
※ケアマネージャー(正社員)も同時募集しますので、併せてご紹介よろしくお願い致します!!
求人担当:代表取締役 真下和貴
連絡先℡:048-572-0352
連絡先メールアドレス:uchirehafukaya@gmail.com
電話でもメールでも連絡OKです。m(__)m
前橋医療福祉専門学校 理学療法学科OB会
私、真下、母校のOB会の役員に参加させてもらっています。
一度は、会の存続について危うい時期もあったのですが、今年から一期生を中心としてリニューアルした形で再スタートを切る事になりました。
そのOB会の打ち合わせの為に、先週の土曜日は、1期生5名(猪岡、風間、茂木、今井、真下)、4期生1名(後藤)の6名で集まりました。
会議の内容は、
①新人歓迎会の日時と場所等の概要決め
②勉強会(研修)の開催について
③情報交換
です。
決定事項は、順次メール等でお知らせしていきますので、会員の皆様、少々お待ちください。ちなみに今後は、OB会のホームページ等も立ち上げていくかも知れません。(実は既に風間さんが、既にかなりいいものを作成してきてくれていました。さすが、仕事が早い(^_^)/)
ちなみに今回、OB会を何とか存続させたかった真下個人の理由としては、
法人の垣根や先輩・後輩の垣根を越えて、(資格取得の有無に関わらず)同じ学び舎で理学療法を学んだ(教えた)者達で集まって情報交換の出来る貴重なプラットフォームを失いたくなかった事です。
今後、OB会の活動を通じて、OB会員同士の顔の見える関係を更に強化できれば、『必要な情報』や、『必要な資源(人・物等)』を、『必要とする人』とマッチングしていけるような仕組みも構築できると思います。
今後、急激に変化していくであろう社会保障制度(医療・福祉環境等)の中で、
①自分に何ができるのか?
②どんな仕事がしたいのか?
③社会から何を求められているのか?
④その為には何を学ばなければいけないのか?
に気付くきっかけになるような情報等も研修等を通じて発信していければいいなと考えています。
OB会員全員が、何らかのメリットを享受できるようなOB会を、一期生のカリスマ猪岡会長を中心に作っていきたいと思います(^_^)/
最後に、サッカー日本代表岡崎選手の所属するレスター(イングランドプレミアリーグ)が優勝しましたね。前年降格争いをしていたチームが優勝という事で、テレビでも話題になっているのでサッカーに興味の無い方でも少しは目にした事があるのではないでしょうか?
そのレスターの監督ですが、イタリア人のラニエリ監督といいます。彼の行った事は、自分やチームの『できること』と『できないこと』を正確に把握し、『できること』を徹底的に磨き上げ、最大の武器にした事。そのうえで、改善できる部分も『少しだけ』変更し、チームを優勝に導きました。
その記事が載っているのは、この雑誌です。興味のある方は読んでみて下さい。
管理職の方はそのラニエリ監督のマネジメント力、管理職以外の方は監督に試合で使ってもらう為に行った、岡崎選手自身の意識改革について、分野は違うものの社会人として参考になると思います。
Number(ナンバー)901号 岡崎慎司とレスターの衝撃。(Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))
- 作者: Number編集部
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/04/27
- メディア: 雑誌
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サッカーかフットサルがやりたくなった真下でした。(^_^;)
※他のOB会役員に許可を取らずに記事にしてしまったので、内容的に修正箇所があればご指摘よろしくお願いしますm(__)m
第57回社会保障審議会介護保険部会資料(ケアマネジメントのあり方)
ケアマネジメントのあり方について
情報がアップされていました。
今年から更新する場合の研修時間も増えるんですよね。(+_+)
ちなみに自分は、昨年更新でした。(^_^;)
そういえば、平成30年度からは、指定権限が県から市町村に移譲されるんですよね。
ご興味あるかたは、下記をのぞいてみて下さい。
真下社長のわがままボディ サイズ公開(H28.5.7)
緊急速報!緊急速報!!
ただ今入った情報によりますと、
毎日の運動不足&飲酒等の不摂生により、
真下社長の体重が過去最高を記録しそうな勢いで増量中のようです。
現時点での状態は、
年齢 :42歳
身長 :164cm
体重 :69.7㎏
体脂肪率:26.1
BМI :25.9
腹囲 :89.5cm
体年齢 :46歳(+4歳)
という数値の様子。
前回の極端な節制の低糖質ダイエットの失敗を踏まえ、
今回はアルコールの節制&運動療法で対応しようと考えているもよう。
続報が入り次第、またお伝えします。
(^_^)/
毎月恒例、ちょっと変な運営会議
昨日は、第1週水曜日という事で、運営会議を実施しました。
基本的に、正社員は全員参加の会議になります。(※お子さんが小さいスタッフは例外です)
内容としては、
各部署の月間の業績報告の他に、部署ごとに、
①どんな個別リハビリの内容を行ったか?
②どんなレクリエーションを行ったか?
③どんな事をお褒め頂いたか?
④どんなアドバイスを頂いたか?
⑤インシデント・アクシデントはどのようなものがあってどのように対応したか?
等を発表してもらい、部署間を超えて情報やノウハウを共有するようにしています。
他の部署で、うまくいっている事はマネをして、失敗した事は、同じ失敗をしないようにできればと考えての取り組みです。
昨日は、それ以外の取り組みとして、チーム平成元年S’のメンバー4人で考えたビジネスマナー講座を、小倉君・金井君・金井さんの3人で内部研修として行ってくれました。
新人スタッフが入職したちょうどこの時期にぴったりの内容でした。
まずは、小倉君による導入部分の説明
小倉君のユーモア溢れる語り口
ここから、金井晴菜さんにバトンタッチ
非常に聞きやすくわかりやすかった為に聞き入ってしまう、うちリハスタッフ
非常にクオリティの高い研修だったと思います。色々な事例やロールプレイ等も交えて行ってくれました。ここではお伝えしきれないのが非常に残念です(+_+)
最後に、真下セレクションのビジネス系のDVDを見てもらいました。
“飽和市場”と言われて久しいお菓子市場。チョコレート菓子だけでも年間1,000個以上の新商品が出るが、1年後まで店頭に残るものはほとんどない。日々熾烈(しれつ)な競争が繰り広げられる業界で、客の心をつかみヒット商品を連発するのが、大手菓子メーカーのチョコレートマーケティング部部長の小林正典(44)だ。緻密な市場分析を重ね隠れたニーズを発掘し、アイデアを突き詰めていくことで、新ジャンルの商品を次々と生み出してきた。横ばいだった看板商品の売り上げもこの5年で50億円伸ばしてきたヒットメーカーだ。だが、ヒットへの道は決して平坦なものではない。巨額の投資をしたものでも、結果が出なければすぐに市場からの撤退を余儀なくされる世界。開発には、常に失敗と挫折がつきまとう。くじけそうになる時でも、小林はひとつの信念を胸に、挑み続けている。
「怖いですよ。長いものなら3年ぐらい考えてきて、(販売して)1週間で結論が出ますからね。やったこともないことを、だいたい難しいと言っているので。それを短縮すると、『難しいは、新しい』になると。できることだけやっても絶対サプライズはできないですよ。失敗を失敗で終わらせたら、失敗っていうだけで。次どうする?って考えているうちは失敗じゃないと思っているので」
自分がこのDVDを見てもらって伝えたかった事は、リスク管理には十分配慮した上であれば、取り組む内容について、どんどんチャレンジしていいんだという事。利用者様のニーズを叶える為には、失敗を恐れずに色々なアイデアを出していく事が大切だという事。です!!
ちょっと盛りだくさんな内容になり過ぎて、スタッフの疲労が心配な真下でした。(>_<)
新しいからこそ、難しい。
部下に開発者の矜持(きょうじ)を伝える。