真下社長のしくじり日記 第1章:裸の王様 

フェイスブックも、LINEも、全く使いこなせていないのに、ブログを始めてみました、真下です。

初回の内容を何にしようか考えた結果、経営者になるまでの挫折の連続についてお話しする事にしました。

(なるまで、と書きましたがなってからも挫折の連続ですが、その話はおいおい(^^;;)

 

第1章

裸の王様

 

私、以前は高齢者複合施設の施設長をしておりました。

施設長に抜擢して頂いたのは、確か36歳の時だったと思います。

36歳の時の私、一言で言うと、タイトルの通り『裸の王様』。

リーダーシップ、コーチング、NLP、マネジメント…言葉の意味さえ知らない状態での20人以上の部下を持つ管理職。

・・・どうしましょう!?

抜擢して頂いた時は自信があったんですよ、それでも(^^;;

でも、半年もすればメッキって剥がれますよね。

部下は上司に従うべきという価値観で、リーダーは、トップダウンで指示を出せばいいものだと思ってました。

そしてその結果は明確に出ました。

1か月に1人ずつ部下が辞めていくという事実により…

多い時には3人という月も( ;  ; )

最初は、なんでわかってくれないんだという、苛立ちしかなかったですよ、正直。

でも流石に、1か月、2か月、3か月とスタッフが連続して辞めていくと、部下に問題があるんじゃなくて、ひょっとして、自分に問題があるんじゃないかと嫌でも気付きますよね。

そこから、少しずつ自分を変えていきました。自分から積極的にスタッフの意見を聞くようにしたり、なるべくコミュニケーションを取るように意識しました。

そういえば、名言集から拝借した言葉を半紙に書き写して、施設内に貼ったりもしましたね〜(^^;;

色々な取り組みの何が功を奏したのかはわかりませんが、取り組みを始めてから自分が辞めるまでの最後2年間は、退職者がほとんどいない安定した職場環境にする事が出来ました。

起業前に、こういう経験が出来た事は非常に貴重でした。

色々な経験をさせてもらえた、今までの職場に感謝です。